うさぎの月

うさぎの月に 赤い涙がぽろり

十五番目の 暗い暗い真夜中

こんなに丸い お月さまは

犬も腰を揺らし 踊るのさ

 

あちらこちらと 盛りをつけては

不機嫌そうな顔で 遠吠えを上げる

 

如月の夜 僕ら星に乗り

土星の輪っかに 頭をぶつけ

逆さまに落ちる

君もいないし 誰もいないから

一人ぼっちで ただ、月を見てる

 

とんたんとんたん 餅をつく

音だけ静かに 聞こえた気がしたけど

男の子は泣かないよ

 

ああ

このまま 二度と会えないけど

くたばったあとにでも、また手をつなごう

 

ああ

まだまだ 終わりは長いけど

あの丸い月を 君も見てたら 良いな

 

ばいばい ばいばい